5-1.竣工検査

今回は、竣工検査のご紹介です。

工事期間中に雨の影響で少々工期が延びましたが、なんとか無事に工事は完成に近づき、いよいよ竣工検査の日が来ました。

まだ一部の追加工事等が残っていますが、理事長や修繕委員長のスケジュールの関係もあったので、検査をおこなうことにしました。
もちろん足場の解体前にも、管理組合としての検査も設計事務所から一通りの説明を受けながら実施していますので、今回の検査は集大成の検査という意味合いです。
竣工検査には、理事長と修繕委員長に立ち会っていただきましたが、既に検査している箇所に関しては確認程度にとどめ、今まで検査していない部分を重点的に実施しました。

検査は、屋上からスタートしてだんだん下に降りてくる順番で実施するのが一般的のようです。
私のマンション管理士事務所も最近は大規模修繕工事コンサルティングが大変多く、毎週の定例(工程)会議や各種検査に立ち会いますがどこも大体同じような方法で実施しています。

この日も、私はお世話になっている他のマンションの理事会等で参加できませんでしたが、検査は無事終了し、引渡しが完了しました。

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▲まずは、屋上に上がって防水工事の確認

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▲引き続き、開放廊下を歩きながら壁面や天井面の仕上げ状態の検査です。
パイプシャフトの扉の塗装もチェックします。

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▲機械式駐車場のパレットの塗装検査。
パレットの裏面もきちんと塗装していることを確認。

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▲自転車置場の確認。
従来よりも断然使いやすくなったと喜ばれました。

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▲エントランスのスロープの状況確認
まだ工事が残っていますが、今回の目玉工事です。

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▲外構周りの確認
ネットフェンスの支柱の補強工事を確認しています。